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3月23日
年度末ですが、新年度の準備もしています。
過去の資料等にも目を通すことがあります。
「おもしろい」資料が出てきました!!
当時を懐かしく思い出します・・・・。
父性的な要素が若干強かった時代です。
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自分と学級の成長を示す時~その2~
福岡・北九州市立貴船小学校 6年1組 名前( )
始業式から力を入れてきたことを10個書いてみた。新しいものはない。
平成22年度福岡県北九州市立貴船小学校6年1組の成長し続けている姿を示そうではないか。
1. 常に「自分から」の「価値ある無理」をする。
常よりも大きな声で、常よりも指先に気合いをこめて、常よりも素早く立って、常よりも高い位置の拍手で・・・4月からのキーワード「自分から」を大事にしたい。
2. 「圧倒声」で実力を見せる。
「声だけでその人の実力が分かる」と言われる。挨拶、返事、お礼、お願い、発言、・・・
相手を圧倒する思いやりの声を当たり前にしたい。
3. 「迫力姿勢」で「正対」する。
立腰、足元、腰骨を伸ばす、あしへそはい運動、・・・形とやる気の姿勢を、話し手に向けたい。出席者になるのではない、参加者になるのだ。これは礼儀でもある。
4. 「公的話法」で「公」で動く。
今回の取材も6年生になり、増えてきた公の場の1つである。数ヶ月後に中学校に進むにふさわしい者の話法でありたい。敬語は公の世界で活躍するためのパスポートである。
5. 「仕切る」と「フォロー発言」を楽しむ。
最高の対話力を示したい。それだけのことは行ってきた。26人全員参加の学習とは、誰もが口火を切り、誰もがつなぐ授業のことである。45分全てにおいてである。
6. 「笑顔(微笑み)」と「目線」と「手でも話す」の3点セットを心がける。
群れではない集団である証明は、伝え合える関係かどうかである。聞き手を尊重して、非言語の力を大切にしたい。誰に対してもいつでも行えるようになっている実力を示すのだ。
7. 「次に出る」という「野武士」の強さを持つ。
聞いたら話す、書いたら話す、聞かれたら応える、決めるべき時はさっと決める、・・・
人と論は区別されているのだから、自分一人を喜び楽しむ自分でいたい。
8. 「質問力」と「応答力」をしつこく発揮する。
今回のキーワードの1つに「対話力」がある。対話は、質問とその応答である。しつこく訊く、テキパキと応えることを徹底したい。
9. 学習は「集団力」を発揮する場であると自覚する。
集団になるために努力してきた。集団のレベルを上げるために活動してきた。「成長ノート」「私の本」に書いてきたことを無駄にしてはいけない。
10. 聞いている時の「細部にこだわる」姿を見せる。
聞いている時に頭の中、その人の美意識がより濃くあらわれる。学んで伸びようとする美しい姿を、自然に見せ合い、終わった後にほめ合いたい。